サイトトップ > 四季を意識した寝室
スポンサードリンク
これでグッスリ眠れる! 睡眠を重視した寝室の作り方
四季を意識した寝室
日本では四季が非常にはっきりしていて、気温や湿度の変化も大きくなっています。これが日本のいい所でもあるのですが、こと睡眠に関しては、季節によっていろいろな睡眠障害を起こしてしまう可能性があります。
特に寝室に関して問題となるのは、やはり高温多湿の夏季と低温低湿の冬季ということになるでしょう。
実に一般的なことですが、夏の暑さに苦しんでよく眠れない人や、冬に手足が冷たすぎて眠れない人が実に多いものです。そのために、冷房や暖房対策をいろいろするわけですが、その前に、寝室の位置について、それぞれ眠りやすい季節を考えて、変えていくのも手となります。
まず、二階建ての住宅の場合ですが、2階は温かくて1階は涼しいもので、それは、温かい空気は上に移動し、冷たい空気は下に移動するからです。従ってマンションなどでも、上の階ほど暖かく、下の階ほど涼しく感じるのです。
向きもあります。太陽光を受けやすい南向きや西向きの部屋は暖かくなりますし、北向きの部屋は涼しくなります。体感温度というのは気温に加えて、壁から発する輻射熱が大きく影響しており、日中に外壁が太陽光線で温められていれば、かなり熱く感じられるわけです。
こうしたことを踏まえて、例えば2階建ての戸建て住宅なら、寝室を1階の北側の部屋にすれば、熱帯夜で寝苦しい思いをすることなく、グッスリ眠れるわけです。逆に、2階の南向きの寝室で眠れば、冬の寒さがかなり緩和されます。マンションの場合なら、南北の位置でもかなり対応できます。
これでグッスリ眠れる! 睡眠を重視した寝室の作り方